【登山】初秋の大雪渓を歩く!北アルプス白馬岳テント泊縦走レポート。【白馬岳・白馬乗鞍岳】

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9月下旬、夏の終わりの白馬岳テント泊登山

登山隊3名

 

白馬岳は杓子岳、白馬鑓ヶ岳とともに白馬三山と呼ばれている

南に続く後立山連峰の山々とともに、南北に伸びる稜線の両側の傾斜が著しく異なる非対称山稜が発達している特徴的な山容を持つ

東側の谷筋には冬季の膨大な積雪と周囲の山塊からの雪崩が集積した日本最大の雪渓である白馬大雪渓がある

雪渓の上部は夏期には日本有数の高山植物のお花畑が広がる

 

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1日目 

アプローチ

仕事を終え、新宿駅に21時集合で1台の車に乗り合い登山開始地点である猿倉荘へ向かう

東京からは片道6時間ほどの長い道のり

敬老の日を絡めた三連休

猿倉荘駐車場にはAM3:00に着いたが、驚くことに駐車場はすでに満車

なんとか臨時駐車場に駐めることができたが、おそらく陽が登ってからでは駐車スペースは確保できなかったと思われる

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2時間ほど仮眠をとり、5時過ぎに夜明けと共に目覚める登山靴の紐を締め、バックパックを背負う

猿倉荘に入山届書を提出

猿倉荘では早朝から大雪渓を登るために簡易軽アイゼンを1000円で販売している

ぼくたちは自分のアイゼンを持参しているのでお世話にならなかった

 

白馬大雪渓

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登山口は標高1200m地点

AM6:00ちょうどに山行開始

天気も良好気持の良い早朝の山道を歩いて行く

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1時間ほどで白馬尻小屋に到着

軽く汗ばみ身体のエンジンがかかってきた

5分ほど小休止を挟みいざ大雪渓に臨む

そこから先は有名な白馬大雪渓だ

その美しい万年雪を見たくて日本全国から登山者が絶えない

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ここから先はアイゼンを装着

この季節なら軽アイゼンで十分

ここから5時間ずっと雪渓登りだ

山頂の少し下にある白馬岳頂上宿舎のテント場が目的地

本日はそこで幕営予定である

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アイゼンをしっかりと雪面に喰い込ませながら一歩一歩登ってゆく

滝汗が流れ息があがる

登ること自体はとてつもなく辛いはずなのに、一面の雪渓と山の景色に終始笑顔である

登れば登るほど眺めがどんどん良くなってくる

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途中雪がなくなりアイゼンを外す

テント泊装備で数時間雪渓登りをしただけあって思ったより脚に疲労を感じる

フラついて転倒しない様にしっかりと歩こう

雪がなくなったからと言って安心はできない

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さらに厳しい岩道が続く

旧非難小屋を越えると残り2時間で本日の目的地だ

あと一踏ん張りで旨いビールが呑める(笑)

f:id:zel_8bit:20210104113341j:plain濃い霧が発生

数メートル前が見えない状態

道迷いだけはしない様に慎重にルート確認をしながら歩く

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やっとのことで白馬岳頂上宿舎が見えてきた

3人とも結構バテてたのでホッとした顔を見合わせる

 

村営白馬岳頂上宿舎

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PM12:30白馬岳頂上宿舎に到着!

1日目の行動時間は6時間30分

いや、疲れた本当に(笑)

受付で幕営代を払う

すぐにビールをグイッとやりたかったが、呑んじゃったらテント設営が億劫になりそうだったのでまずは設営を済ます

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水場にほどよく近く、落石の心配もなさそうな場所を選び設営

このテント場は地面が固くてペグが刺さらなく、石でロープ固定をした

風が吹くと少し怖い

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設営完了したら山小屋で乾杯!

この山小屋は標高2730mに建設されている

この標高で生ビールが呑めることに感謝しなければ(笑)

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午後のひと時をテントで寛いでいると次々とテント客が上がってきた

ぼくたちはコースタイムよりだいぶ早く登ってきたから好きな場所に設営できたが、最終的にはとても混んできてしまい、えらい遠くに設営してる方もちらほら

あまり遠いと山小屋もトイレも遠く大変なので早めに到着できて良かった

そんなことを考えていたら疲れがどっときて睡魔に襲われて15時頃には爆睡してた

そのまましっかり睡眠を取ろうと思ったのだが、夜中にテントが飛ばされるんじゃないかと思うくらいの強風が吹き何度も起こされることになる

 

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2日目

白馬岳山頂踏破

翌朝AM4:00

まだ真っ暗な中テント撤収作業

陽の出とともに2日目の行程開始

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眼下に見える頂上宿舎を後にして、ぼくたちは朝日と強風の中を歩き出した

まずはここから30分の白馬岳山頂を目指して出発である

朝日に照らされる飛騨山脈の山々が美しい

白馬岳山頂までは割とすぐの道のりだ

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ゆっくり景色を眺めながら登る

遥か向こうには剱岳の雄々しい姿が見える

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白馬山荘を通過

山荘入り口に向かい左側が富山県、右側が長野県

この山荘から10分ほど登れば百名山白馬岳の山頂だ

相変わらず強風は治らない、仕方がないので突風の中進む

本当に風が強く崖際など煽られるとかなり危ない

だがその風が雲を吹き流してくれ、素晴らしい展望ともなっている

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AM6:00登頂

百名山の一座「白馬岳」踏破

その絶景に息を呑む

言葉も交わさず景色に感嘆の息を漏らすぼくら

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白馬乗鞍岳山頂へ

しばらく山頂で景色を堪能したら白馬岳を後にする

本日は稜線を子蓮華山~白馬大池~乗鞍岳と尾根伝いに歩き天狗原方向へ降り栂池自然園に下山する行程である

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ここから暫くはひたすら稜線歩き

360度どちらを見回しても絶景

これがきつい登りを越えてきた者だけが観れる景色

まるで雲の上を歩いている可能ような素晴らしい道を堪能しながら歩く

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気分は上々だが一昨日は運転で、昨夜は強風での寝不足がたたり疲労が抜けきってない脚が痛む

3時間ほど歩くと白馬大池が遠目に見えてくる

よし、あそこまで歩いたら休憩にしよう

ぼくらは互いを励まし合いながらもう一踏ん張り歩く

やっとのことで到着した白馬大池山荘にてコーラで糖分補給をする

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白馬大池は標高2379mの位置にある湖であり、白馬連峰では風吹大池に次いで大きく、日本アルプスでも最大級の湖である

この湖にはクロサンショウウオが生息している

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15分ほど小休止を挟みまた歩き出す

白馬大池をぐるっと周り、その向こうの白馬乗鞍岳を目指す

この登りは緩いザレ道で助かった

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白馬乗鞍岳登頂

しかし膝の感覚ももう無くなりつつあり、ここからは降りなのでさらに危険

登山は登りより降りの方が危険とされている

踏ん張りの効かない脚で転倒などしないように慎重にゆくことにする

 

栂池自然公園へ

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膝が抜けてる状態で岩道降りは本当にきつい

ストックで体重を支えながら踏ん張る

この様な降り道が2時間近く続く

終盤は3人ともまったく喋らない、もとい喋る体力すら残ってないのだ

黙々と歯を食いしばりながら降りていく

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やっと天狗原に出た

湿地帯に敷かれる木道に安堵する

普段何も考えずに歩いてる平らな道がこんなにも素晴らしいものだとは(笑)

ここまで来れば後は目的地、栂池自然園まで散歩だ
なんとか仲間に迷惑かけず自分足で歩き通せたことに胸をなでおろす 

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PM12:30栂池自然公園到着

2日目の行動時間は6時間45分

お疲れ様でした!

テント装備だったら1日の行動時間は6時間以内にしたいところだね

栂池自然公園からはリフトに乗り換え下山

終着駅の栂池高原でタクシーに乗り換え、マイカーを停めてある猿倉荘までゆく

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マイカーに乗り換えたら、日帰り温泉「倉の湯」でひとっ風呂

2日間の汗と汚れを落とす

源泉掛け流しの湯が疲れ果てた身体に染みる(笑)

 

そのまま仲間と変わりばんこに運転して無事帰宅

怪我なく無事下山できたことを山の神様に感謝する

今回は『白馬岳縦走』レポの紹介でした!

 

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