中房温泉登山口~合戦尾根~燕岳~燕山荘(テント泊)~大天井岳~西岳~ヒュッテ西岳(テント泊)~東鎌尾根~槍ヶ岳~槍ヶ岳山荘(テント泊)~横尾山荘~徳沢園~上高地
8月の中旬に嫁と息子(13歳)の3人で歩いた表銀座縦走コースの登山記録。
初日は合戦尾根を登り燕岳を登頂。
燕山荘のテン場で幕営し、翌朝日の出と共に2日目の行程開始。
本日はヒュッテ西岳まで歩く予定である。
前回までの記録
燕山荘~大天井岳
AM4:30に起床。
しかし嫁と息子のパッキング及びテント二幕の撤収作業すべて筆者一人で行ったため
朝飯と合わせて2時間もかかってしまった。
予定より1時間遅れて6:30に燕山荘テン場を出発。
燕山荘からの御来光。
雲海から浮かび上がる姿はとても神秘的。
今日も快晴!
遠くに聳える槍ヶ岳を眺めながらの稜線歩き。
最高の山行日和だ。
稜線歩きとは言え、多少梯子や鎖もある
今回は嫁、息子連れなのでいつもより慎重に歩く。
大天井岳への登りはテント装備担いでだと堪える。
汗だくになり、呼吸もあがるがこの天気だとその辛さすら楽しい(笑)。
大天荘に到着。
ここで荷物をデポして往復20分の大天井岳山頂を踏みに行く。
大天井岳(2,922m)に登頂。
槍ヶ岳がだいぶ近くなってきた。
大天井岳~ヒュッテ西岳
大天井岳を越えると大天井ヒュッテがある。
少し休みたいとも思ったが、ここはトイレ休憩だけにして先を急ぐことにした。
今日の幕営地であるヒュッテ西岳を目指して稜線を歩き続ける。
行けども行けども絶景続き。
かなり疲れてきたが、この景色にテンションは常に高い(笑)。
西岳(2,758m)の頂を踏み、PM13:30ヒュッテ西岳に到着。
本日の行程はここまで。
お疲れさま!
テント場独り占め
何気にこのテン場は穴場だった。
表銀座縦走コースではここに張る登山者は少なく一区画を我々で独占。
結局この区画に張る登山者は最後まで訪れなく、超プライベートな幕営となった。
ヒュッテ西岳にはテント泊登山者用に食堂設備は解放していない。
宿泊客以外は完全自炊で炊事場も使用させてもらえない。
これもテント場の人気がいまいちな理由なのかも知れない。
しかし飲み物と水は販売してもらえるので、山小屋ご飯を利用せず、山岳食を持参している登山者にとっては逆に静かな山の時間を満喫できる最高のテント場とも言える。
ビールとジュース、そして1リットル200円の水を6リットルほど購入して山岳食で宴会タイム。
14:00から就寝の19:00まで家族3人でまったり飲み喰いして過ごした。
ビールが五臓六腑に染み渡る(笑)。
さていよいよ明日は槍ヶ岳にアタックだ。
その前に東鎌尾根など危険な山道も歩くので気を引き締めなければならない。
明日に備えてゆっくりと寝て体力を回復させておこう。
今回は『表銀座縦走(2日目)』の登山レポでした。
3日目へと続きます。
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