宮ヶ瀬ダムは、東京都心から約50km、横浜や川崎の市街地から約40kmという近さの場所にある、首都圏最大級のダムである。
このダムは神奈川県民の暮らしや安全を守るために、平成13年に神奈川県のほぼ中央を流れる相模川に注ぐ支流のひとつ、中津川に完成した。
この宮ヶ瀬ダム建設によって生まれた人造湖の宮ヶ瀬湖は、現在、神奈川県に欠かせない水源地となっている。
神奈川県立あいかわ公園と隣接しており、あいかわ公園の駐車場から徒歩で20分ほどである。
宮ヶ瀬ダム
恵まれた自然環境と、東京、横浜から日帰り圏内にあるというロケーションから、自然公園としての機能をもった首都圏近郊の観光スポットとして、年間を通じてたくさんの方々がここを訪る。
間近で見ると圧巻の大迫力!
県立あいかわ公園パークセンターと、宮ヶ瀬ダム直下(片道1km・約7分間)を結ぶシャトル便として、イタリア製のロードトレイン「愛ちゃん号」が走る。
車窓からの景色を楽しみながら、ゆったり周遊もお薦め。
無料エレベーターでダムサイト(ダムの上)に登ると、下から見るのとはまた違った視点での絶景が待っている。
遠くに見える塔ノ岳・丹沢山・蛭ケ岳を望む事ができる。
ダムサイトにある無料で見学できる「水とエネルギー館」でダムカードが貰える。
後述する石小屋ダムのカードと共に2種類手に入れよう。
石小屋ダム
石小屋ダムは宮ヶ瀬ダムの下流0.8kmの位置に建設された重力式コンクリートダム。
石小屋ダムのある辺りには、かつては美しい中津川渓谷が続いてた。
石小屋ダムには、旧中津川渓谷を模したデザインを施し、当時の面影を伝えるとともに、周囲の自然景観に馴染むように配慮されている。
服部牧場
服部牧場は宮ヶ瀬ダムの帰り道、5分ほどの近隣の場所ある牧場だ。
その情景はヨーロッパ諸国、イギリスやドイツの田園風景または日本の北海道を思る。
無料開放されてるので、少し寄り道して動物の写真を撮ったり手作りアイスクリームを楽しむのもお薦めだ。