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9月末の常念岳、家族登山
登山隊3名
日本百名山のひとつ。北アルプスに聳える常念岳(2,857m)を登り山頂直下にある常念岳でテント泊
嫁と幼い息子を連れての家族登山なので、いつもより慎重にゆっくりと登る
常念小屋まで登ってきたので、ここにテントを張っていよいよ頂上アタックだ
前回までの記録
常念小屋テント場で幕営
家族を休ませ、テキパキ幕営を行う
まだ午前中の為テント場は空いている
人気のテン場だが一等地に設営する事が出来た
見てください!このローション!
槍ヶ岳のまん前の特等席
テントの中からも槍ヶ岳の雄姿がはっきりと拝める
これは早めに登った者の特権だなぁ
山岳ヘリ登場
設営が終わる頃山小屋の店員さんが小屋から出てきた
「ヘリが来るのでテントや荷物を飛ばされないようにしてくださーい!」
と声を掛けられる
ヘリコプターはテント場の脇にあるヘリポートに着陸
テント場からかなりの至近距離で、プロペラの風圧で舞い散る小石がこちらまで飛んできて痛い痛い(笑)
張り綱をしっかり張ってなかった、他の登山者のテントが飛ばされてた
飛んでくる小石が痛いけど、こんな間近でヘリコプターを見る事も滅多にないのでみんな必死に写真撮影
もちろん筆者も必死に撮った(笑)
しかしこのヘリコプター
食材の荷揚げでもないし、今回は怪我人も居なさそうなので何をしに来たんだろう?
完全に着陸せず、暫くしたらそのまま飛んで行ったので恐らく訓練の一環かと思われる
しばらくするとまた飛び去ってゆく
最後まで見送る登山者たち
息子も興奮気味
我々の上空を何週か旋回していった
いやー、良いもの見れて思い出になった
常念小屋で腹ごしらえ
常念岳の山頂に挑戦する前に腹ごしらえ
ちょうどお昼時でお腹ペコペコだ
テント設営とヘリコプター撮影している内に結構登山者が増えてきて、山小屋食堂は大賑わい
見事な晴天の登山日和だし皆笑顔でざわざわとしてる
この山小屋食堂の名前は「喫茶常念坊」
古来この山に住む、伝説の山姥の名前から取っている
6人掛けのテーブルが5~6席ある
数々の山小屋を訪れたが、ここはトップクラスに綺麗で豪華なご飯を提供している
心地良すぎて、危なくゆっくりし過ぎてしまう(笑)
標高2,450mでこんなご馳走を頂けるとは
ハンバーグカレーやラーメンを注文して家族で美味しく頂く
山頂アタック
PM12:30
腹ごしらえも済んだ事だし、いよいよ常念岳アタック開始
どんどん高度を上げていく
天気が良いのは素晴らしいのだが、この標高で陽射しを遮る木々もないので息子の体力と熱中症が心配
景色を遮る物が無いので槍ヶ岳が常に見える
槍ヶ岳見えるね、と声を掛け元気付けながら歩く
常念小屋が早くもあんにも遠くに
大きな石がゴロゴロしてるがれ道急坂に加えてこの炎天下
子供にはだいぶ辛いと思われる
大人だと「よいしょっ」って上がれる石が子供の体だといちいち両手を使ってよじ登らなければならない
やっと常念岳の山頂が見えた!
あと少しだ、頑張ろう!
ゴールが見えて、息子に少し元気が戻る
水分補給をこまめにさせながらゆっくり焦らず登ってゆく
あと少し
もう一息
PM13:50
常念岳登頂!
よく頑張った!えらい!
日本百名山である常念岳
標高2,857m
息子にとっては初めての百名山の山嶺
嫁は三座目
2人ともよく頑張りました
しばらく山頂でゆっくり大休止
山頂からも槍ヶ岳がよく見える
「いつか登りたいな…」息子がつぶやく
しかし本当によく晴れてくれた
14時で雲一つないのはなかなか珍しいことだ
登ったものしか味わえない絶景を思う存分堪能する
中央に見えるは梓川
安曇野市の街が一望
雲海に浮かぶ富士山も見える
この距離なのによく見えるなぁ
崖の先端で写真を撮っている登山者を見て、息子も行きたがる
しかし風も強いし子供には少し危ないから却下
代わりに筆者がそこまで行って息子にシャッター切って貰いました(笑)
家族三人で頂上でこの景色見ながらしばらくゆっくりする
行動食食べながら「凄い景色だねぇ」と息子&嫁が感動
連れてきてよかったよ
さてこれから常念小屋まで下山です
そしたらお待ちかねの宴会タイムだよ
今回は「常念岳、家族登山(中篇)」レポでした。
後篇へ続きます。
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