天城高原ゴルフコース~万二郎岳~万三郎岳~涸沢分岐点~天城高原ゴルフコース
5月の天城山登山記録
登山隊2名
天城山(あまぎさん)は、静岡県の伊豆半島中央部の東西に広がる山。
天城山は連山の総称で、天城連山や天城山脈と称されることもある。
天城山は著名な登山家である深田久弥に日本百名山の一座として選ばれ、登山シーズンには多くの登山客を集める。
山稜は森林限界を超えていないため、登山道の大部分が広葉樹に覆われている。
そのため、万二郎岳から馬の背に至る鞍部にある2箇所の岩場と、八丁池展望台、山体西部の青スズ台で展望が開ける程度である。
最高峰である万三郎岳においてもわずかに北方が望める程度である。
アプローチ
東北大震災が発生してから2ヶ月ほど経った
この震災が日本に残した爪痕は深く、筆者もそれ以来山を登る気になれて無かった
そんな中、登山仲間が「こんな時だからこそ自然から目を背けてはいけない」と山歩きに連れ出してくれた
流石に過酷な登山は気が乗らないので日本百名山ではあるが4時間ほどの周回コースで高低差も少ない静岡県伊豆半島内陸にある天城山を登ることにした
海沿いの有料道路を3時間ほど走ると天城高原ゴルフコース場に着く
そのゴルフ場に登山者専用の駐車場が用意されているのでそちらに停車しよう
ゴルフ用の駐車場に停めないように注意しよう
整備されていてトイレも完備されてる快適な駐車場だ
今回の山行行程
縦走路となっているが、万二郎岳と最高峰である万三郎岳(1406m)を経由するので確かに縦走ではあるが4時間のコースタイムに高低差も300mしかない
今回は距離は7.4kmのクシャナゲコースという殆どハイキングの様な山歩きである
適当に自然を愛でて、途中でお昼ご飯を食べて周回してくる予定だ
入山~万三郎岳
AM9:00入山
標高も1000mといつもの山に比べ低いので、この時間はすでに暖かく半袖シャツでも汗ばむ
体力的には物足りないコースだが、3ヶ月間山から離れてたので感覚を取り戻すにはちょうどいい
無理のないコースで木々の香りを嗅ぎ自然を感じる事に努める
こうして歩くと、やはり山は良い
落ち込んでた気持ちが少しずつ上を向いていくのが分かる
そんな事を考えながら歩いていると万次郎岳に到着
まったく登ってる感覚無かった(笑)
百名山の中ではトップクラスに楽ちんな山だな
その先、少し登りが出てくるもののやはり殆ど大変な事はなくすんなり通過
隊員と談笑しながら木々を眺め森散歩
息が切れることも一度も無かった
これだったらお年寄りや小さな子供と来るのも有りかもしれない
それでいて日本百名山の山頂をひとつ踏めるしお得である
おっと、天城山脈最高峰の万三郎岳登頂です
森林限界を超えていないので木々の背が高く景観はまったく楽しめない
山頂~下山
あまりお腹は減っていないが、せっかくカップラーメンを持ってきたので湯を沸かして食べる事にした
珈琲で一服
飲んだら一気に下山しますか
万三郎岳からは1時間ちょいで登山口に到着
休憩込みで4時間だった
実質歩行時間は3:15
おまけ
時間も体力も余りまくっていたので、帰りに少しドライブ
隊員と景色の良い富士箱根伊豆国立公園に寄ったりした
十国峠のサービスエリアで旨いそばを食す
そして家族にお土産を買って帰宅した
今回は久しぶりの登山であったが、恵まれた天候の中久々の山の空気を吸うのはとても気持ちよかった
懐かしく、心が落ちつくような、何とも言えない気分で、まるで山に元気を貰った感じになれた
また今年も山歩きを続ける事にしよう
今回は『天城山まったり登山』レポの紹介でした
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